浴室の床シートは、皆様ご存知でしょうか?ヒートショックという言葉が広まり、浴室の床シートの需要も多くなってきました。
ヒートショックって何?
ヒートショックとは、温度差による肉体的ショック症状のことです。
ヒートショックが起こりやすいのは体の弱い高齢者で、寒い冬場の発生率が格段に高くなります。
暖房の効いた暖かい部屋から、冷たく冷え切った浴室での熱いシャワー、実はこの当たり前の入浴が心臓に大きな負担をかけてしまうのです。
温度変化が急激すぎると血圧が一気に上下して、心臓や全身の血管に異変が起きます。ヒートショックによる心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中・不整脈リスクは高く、軽く失神だけの場合でも浴室のため滑って頭を打つなど、大変な危険が伴います。
浴室で一番体が触れている部分は、床ですよね。
床がタイル張りで冷たいとお悩みの方も多いと思います。
そこで各メーカーから、浴室の床シートが開発されています。
その一部をご紹介します。
フクビのあんからシート
こんなタイル床も綺麗なシートでリメイクされ、寒さ対策にもなります。
色は4種類あります。当社で一番施工実績が多いのはアイボリーです。
奈良県での施工事例。
内装工事奮闘日記からの引用
シートはサンダインフロアです。
浴室の内装工事がありましたので、そちらをご紹介させて頂きます♪
なんだか懐かしく感じるのは私だけでしょうか?
推定年齢30歳は超えているであろう浴室は、浴室としてはそこそこの高年齢です。
バスタブや水道、シャワー関連は特に問題はなかったのですが、
壁面のタイルと・・・
床面のタイルは損傷が激しい状態でした。。。
実はすでに買い手が決まっている物件で、買主様は現状のまま購入して下さるとのことでしたが、現オーナー様の意向で少しでも住みやすい家に直してから引き渡すこととなりました。
お風呂は入居者様が怪我などされてはいけないので、最重要項目としてオーナー様が挙げられた箇所です。
壁にはバスパネルを使用させて頂きました。
タイルを削って、また新しくタイルを貼り直すことはコストも時間もかかってしまうため、現状のタイルの上からパネルを貼る方法を選びました!!
床にも同様の理由でサンダインフロアと呼ばれる床材を上貼り致しました!!
どちらの材料も質感が良く、メンテナンスもしやすそうです♪
仕上がりの様子です☆
床もこの通りです。
美観、安全性ともに向上できたと思います。
買主様(おそらく入居者様)も内装工事前をご存じなので、現オーナー様の心遣いがこの浴室から伝われば私たちとしては幸いに思います◎